劇団M.O.P.の解散公演!

同じ関西出身の、大好きな女優さん、キムラ緑子さんからメールを頂いて、緑子さんの青春の終わりと、新しい始まりを見届けるべく、劇団M.O.P.の解散公演『さらば8月のうた』を見に行く。

いや〜、本当にすばらしかった! 舞台での緑子さんの、同性から見てもハグしてあげたくなるほどキュートでいじらしく気が強くてでも人一倍優しくて愛おしかったこと! 

お話は、戦争に翻弄される人たちが描かれる長い大河ドラマでありつつも、26年続いた劇団M.O.P.の歴史も感じさせるという内容で、途中から涙が止まらなくなる‥‥。
実は、劇団M.O.P.を見たのは今回が初めてで、こんなに好きになったのに、もう見れなくなるなんて、あまりにも切なすぎる! 

舞台のタイトルにも8月が入っていたけれど、8月は毎年、日本にあった戦争について思い出され、平和をいっそう祈りたくなる月。毎年思うことだけど、学校も会社もお休みで、平和について考える余裕ができる、このお盆の時期が、日本の終戦記念日になったことは、日本人のメンタリティに多大な影響を与えたような気がする。毎年毎年、戦争は絶対イヤだ! 世界が平和になるには、どうすればいいんだろう! としみじみ思うから。

ニュースやドラマでも繰り返し、戦争が描かれるけれど、こういったすばらしい舞台を見ると、今ある平和の陰には、計り知れない犠牲があったことを忘れてはいけない、という気持ちになって胸がつまされる。ああ、生きていることが当たり前だと思って、生きることにあぐらをかいていてはいけないよなぁと思い、襟を正したくなる、8月という月。


たまたま隣の席だった、昔お仕事させて頂いたオギさんと、オギさんの後輩のニシさんと一緒に、緑子さんの楽屋へ。私はあまりにもグッときたので、どうしても緑子さんをハグしたい気持ちになり「すばらしかったです〜」と言ってハグしようとすると、緑子さんに「いや、ハグしたいのは山々やねんけど、今、舞台終わったところで汗だくやから!」と首を振られたのに、「いや、その汗だくなところをハグしたいんですってば!」と言いつつ、半ば強引にハグしてしまう(笑)。

「私もほんまは飲みに行きたいねんけど、あんたらだけで行って〜」と緑子さんに言われ(いちいちそんなことを言うところが、緑子さんのかわいいところ!)、その後、中華屋で、オギさん、ニシさんと、ビールで乾杯! みなで緑子さんを称え、主宰のマキノノゾミさんを称え、劇団M.O.P.を称えて飲む、まことにいい夜だった! 


『おはよう世界』の高橋弘行さん!

好きなテレビ番組といえば、ほぼ毎日のように見ている、NHKーBS1『おはよう世界』。(番組自体が長いので、7時台から録画したものを1.5倍で再生して、特に興味のあるニュースをがっつり見る)

この番組、キャスターが隔週で交代するスタイルで、どちらのキャスターの名前も高橋さんなのだけど、私のお気に入りは断然、高橋弘行さん! (もうひとりの高橋さんがわるいわけではないのだけど、高橋弘行さんがちょっとすばらしすぎるもので。失礼!)

朝、高橋弘行さんの『おはよう世界』の録画を見つつ朝ごはんを食べていると、世界各国の放送局から届くニュースには、悲喜こもごもあって、悲しいニュースの方が多かったりもするのだけど、それらのニュースを高橋さんの誠意のこもったコメント付きで見ていると、世界はまだまだ大丈夫だ! と力強く思えるのだ。

わかり易いキャスターでは池上彰さんが大人気で、私も「週刊こどもニュース」の頃から好きだけど、最近じゃわかり易いことだけがことさら取り上げられて、池上さんの解説を聞くと、世界を全部わかってしまったような気持ちになるのがちょっと恐い気もする。一刀両断! はい、分かりましたね!? みたいな。

その点、高橋弘行さんの解説は、わかり易いだけでなく、いろんな含みが感じられるところが一層好感がもてる。世界的な視点と日本から見た視点のバランス感覚に長けていて、知性や品性が感じられるし、こんなにニュートラルで平等な考え方ができるジャーナリスト、なかなかいない!

今日は、フランスのサルコジ大統領が、ロマ(ジプシー)を強制退去させようとし、野党や人権団体が猛反発しているというニュースが取り上げられていた。ジプシーのことを取り上げるニュースは、「おはよう世界」くらいのもの。

日本のニュースは世界から見た視野が欠けているし、いつも放送するニュースのプライオリティが違うと思ってしまう。(酔っぱらいがケンカして殺傷事件になったとか、そんなニュースを流すより、世界的視野で見れば、もっと大事な、知るべきニュースがあったはず! と思って)

「おはよう世界」では、日本の重要なニュースも取り上げるので、ニュースはこれでほぼ十分! と思っているぐらいこの番組のファン(というか、高橋弘行さんのファンか)なのに、まわりの人で「おはよう世界」を見ているという人にまだ会ったことがないのが悲しいところ。

願わくば、毎週、高橋弘行さんならいいのになぁ〜と思ってしまうのだが、朝早い番組だし、毎週はキツいのかなぁ。彼はNHKの職員? それとも国際部の記者? うーん、謎。
何はともあれ、高橋弘行さん、いつも応援してます。これからも、世界の豊かさを届けてください!

柳家喬太郎さんの独演会で大笑い!

夜、先日ゲストで出させて頂いた柳家喬太郎さんのラジオ番組『キンキラ金曜日』(←7/16のゲスト出演時のラジオ、ポッドキャストで聴けます)の公開収録を兼ねた、落語の独演会があるというので、伺わせて頂く。

若手の落語家さんで(46歳の師匠、落語界だと若手なんだとか!)、今1番チケットが取りにくいと言われている喬太郎さんだけあって、600枚のチケットは1日でソールドアウトだったそうで会場は超満員!

まくらで世界観に引き込まれ、古典落語が始まると、江戸に生きていた人がありありと目に浮かぶこと! こざかしくて、それでいてお茶目で、なんとも憎めない小心者で、人間臭いたちが繰り広げるハチャメチャなお話がおかしくて、お腹がよじれるほど大笑い。
いきいきと何人もの登場人物を演じわける喬太郎さんがすてきすぎて、江戸の正直者のくず屋さんなんて、その正直ぶりがいじらしく、まぶしいほど! やっぱり生のライブ感は全然違う!
 
舞台終了後に、ご挨拶に伺ったのだけど、さっきまで舞台上でキラキラ演じておられた方を目の前にするとハズカシすぎて、ラジオではあんなにベラベラしゃべってたクセに、感想ひとつ上手に言えなかった・・。ああ、なんて気の利かないワタシ・・。
喬太郎師匠、本当にたのしいひとときを、どうもありがとうございました! 


桂南光さんの独演会!

朝、久しぶりに、桂南光さんから、独演会のお誘いメールが! 
南光さんとは、南光さんがまだ「べかこ」で(今よりもっとクレヨンしんちゃん似だった!)、私が学生だった頃、紳助さんのトーク番組『クラブ紳助』に、素人で初めてゲスト出演(!)して、インドひとり旅のことを熱く語ったのを見てくださって、朝日放送の人に私の連絡先を聞いてお電話してきてくださったのだった。

東京のアパートのこたつで寝てたら、突然、こどもの頃からテレビで見てる、あの、桂べかこから「あんたの、インドの話、おもろかったわ〜!」と電話がかかってきたので、私はもうビックリたまげてしまった。

で、その数ヶ月後の春、東映の新入社員になった私は、研修のあった大阪で、南光さんとごはんを食べる約束をして、初対面でサシで6時間(!)話して以来、たまにお酒を飲んだりしているのだけど、江戸での独演会、久しぶり〜。落語自体も久しぶり〜。うわ、超いきたいっ!! 


江戸落語も好きだけど、上方落語もマジで面白い! 先に江戸落語から入った私は、南光さんの落語で初めて上方落語を聞いて、笑いすぎて頭がどうにかなるかと思ったほど。古典落語とは思えないぐらい、摩訶不思議で奇抜な話で、ときにSFチックともいえる、その関西人の発想力に腰を抜かしてしまった。すげ〜、昔の関西人は、こんなこと考えてたの!? と思って。

南光さんの独演会は、8月8日(日)18:15〜(於:国立演芸場

これだけ上手い落語家さんの、上方落語を江戸で見れるチャンスはなかなかないので、興味のある方は、ぜひこの機会に〜!  


ハードボイルド時代劇『鳥刺し』!

吉川(晃司)さんが出た映画『必死剣 鳥刺し』を見に新宿バルトへ。こないだお会いしたとき「楽しみにしてます!」なんて言ったので早々に有言実行せねばと思って。シアター内はほぼ満席の盛況で、男女問わず若い人も多かったので、期待感が高まる。
 
映画が始まると、芸達者な役者さんらが小憎らしいほど上手く(バカ殿の村上淳とか、その愛人の関めぐみとか、切れ者の岸部一徳とか)もうスクリーンにクギ付け。なんというか、次の展開が全く読めないのだ! 喜怒哀楽とか人間の感情は昔も今も変わらないのだけど、理不尽な封建社会では、現代の感覚ではあり得ないことが次々に起きるので「ええ〜!? まぢで!?」と目がテンなってしまう。

で、時代劇なので、日本の原風景という感じの村や山々が映り、ああ、夕焼けがきれいなのは今も昔も同じだろうなぁ〜なんて思ったりして油断していると、まさかの裏切りとかハラキリとかが起きて、展開が読めないだけに驚きもデカく、緩急の激しいこと! しぇ〜っ!! 

ほっとゆるんでは緊張させられ、「静」と「動」を繰り返し、怒濤のクライマックスへ! なるほど、こういう因縁で、豊川悦司と吉川さんが対決するってワケか‥‥想像を絶する過酷な人生の交差よ! 手に汗握る、ラスト15分、緊張しすぎで心臓が縮こまる!! 最後の最後、ようやくこの映画のタイトルの、本当の意味が分かり、その凄まじさに言葉もない‥‥! 

分かり易いハッピーエンドではないし、壮絶なエンターテイメントだったけど、私は見て良かった! まさに、ハードボイルド時代劇。個人的には、「今」に生まれてよかった〜とつくづく思えたのもよかった。現代だって理不尽なことはあるけれど、上司がアホだからって、ハラキリさせられるようなことは、日常茶飯事ではないよなぁと思って。

時代劇って、確かにとっつきにくいところがあるけど、見始めると、ちょんまげの世界観にもすぐ慣れるし、普遍的な人間の感情を味わいつつ日本のルーツも感じられて、ダブルの意味で面白い! 血の繋がらない姪っ子役の、池脇千鶴の所作も美しく、おじさま(豊川悦司)への愛情は胸がかきむしられる切なさ。吉川さんのアウトローぶりも見事だった!



帰り、遅くまで開いてる量販店で、マイクロソフトの、ワイヤレスのマウスを購入。家に帰って、マウスをセットすると、まぁ使い勝手のいいこと! 信じられないぐらい軽くて、滑りも最高! 

Macを愛してやまないMacユーザーの私だけど、キーボードもMac純正だと打ちにくいので、去年SANWAのキーボードに変更したところ。Macを愛する余り、純正以外あり得ないと思ってたけど、それって視野狭窄に陥ってるってことだよなぁ。視野を広く持って、いいものはどんどん取り入れていくぞ〜!



『うぬぼれ刑事』毎週楽しみ!

昼、自分が作る料理で一番美味くて好きなスペアリブのマーマレード煮(超簡単!)と、小松菜としめじとお揚げの煮浸しを食べつつ、ちゃんと見ようと思って録画してあった、宮藤(官九郎)くん監督・脚本の新ドラマ『うぬぼれ刑事』をワクワクしながら見る。

すげ〜、も〜、おバカで最高!!! キザな刑事役(本人的には『相棒』の寺脇さん風)の荒川良々さんとか、「あの女、俺にホレてる」とうぬぼれてはバーでダベってる“うぬぼれ5”とか、よくこんなくだらないことを思いつくなぁと思って、トホホ感を炸裂させつつ細かいギャグに笑いっぱなし。

やっぱり長瀬くんと宮藤くんのコンビはよいなぁ〜! なんかこう、シャイでああ見えて男らしい宮藤くんを2枚目に具現化したら長瀬くんになる感がして(失礼!)、見てて安心できるし小気味いい! 作る大変さは重々分かるので、そんなの無理とは分かっていながらも、毎週ずっとやっててほしい〜!


積もり積もった資料を片付けてたら、あっという間に夜中。ひと休みしようとテレビをつけたら、『佐野元春のザ・ソングライターズ』にミスチルの桜井さんが出てたので、ながら見ではなく、ちゃんと見る。元春好きには、たまらないこの番組。

桜井さんが「単純にハッピーな歌もないし、単純に悲しいだけの歌もない」みたいなことをまじめに語っていて、それは、歌に限らず、旅も人生も同じだよなぁとしみじみ。こういう番組を見ると、つくづく思う。こんなふうに、真摯に作家性を掘り下げたり、笑いをとらなくても許される番組、NHKでしかできないよなぁ〜と。

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