名作『ルパン三世 カリオストロの城』

「金曜ロードショー」の25周年記念で放送していたので、ガマン出来ず、映画『ルパン三世  カリオストロの城』を見てしまった! データ放送でシーンごとのうんちくが流れるというので、ついチラチラ見てしまう。なかなか面白いのもあったけど、映画見てるときは文章は集中して読めないものよ・・(>_<)

この映画は、小学2年生ぐらいのとき、「ゆとりの時間」に体育館で全校生徒でワイワイガヤガヤしながら見て以来、名画座でも4、5回は見たし、テレビでの再放送でも見たから、これで10回目くらいだろうか。

小学校のときって、6年生とかがすごく大人に見えるものだけど、小6も先生もみんな、ルパンがピンチのときは「ギャー!」と大声を上げたり、ピンチを脱すると全員がホッとしたりしながら見たので、映画って、こんなに年代の違う人たちを、いっぺんに同じ気持ちにできるんだなぁ〜、スゴいなぁ〜と思ったものだった。

間違いなく、人生で一番たくさん見直した映画で、この、映画原体験を超えることはなかなかできないので、やっぱり人生で一番好きな映画だ〜!

とにかく、ハラハラドキドキの冒険活劇で、ラブストーリーでもあって、バディもの(ルパン&とっつあんの!)でもある、この映画。登場人物ひとりひとりのセリフから、その人の人生の重みが感じられて、人物描写に厚みがあるんだよなぁ。映画ではとっつあんも大活躍するのだけど、組織で働く人間の悲哀が切なく描かれていて(海外なのになぜか「埼玉県警」のパトカーで登場」!)、あぁ、とっつあんも同じ人間だったのね、と思えたのは、このカリオストロだけ。

今回グッときたのは、生きるか死ぬかの窮地に陥っているにもかかわらず、次元の「面白くなってきやがったぜ〜!」というセリフ。文章で書くとなんてことないキザなセリフなのだけど、凄い局面でこのセリフを吐くのでシビレれしまうのだ。ああ、そうだよな、どんなときでもこんなふうにチャレンジ精神で楽しまなきゃな〜と思えて。

何度も見ても笑えるし、何度見ても最後は泣けてしまう。ルパンに憧れて、“世界を股にかける旅人”になりたかった頃の自分を思い出して、胸が張り裂けそうになるのだ。そして、やっぱり感情移入する相手は、可憐なクラリス(この映画のヒロインの王女様)ではなく、ルパンや不二子なのだった・・(笑)。

ちなみに、昔、何かで読んだのだけど、この映画で「自分がすでに夢を失ったか人間かどうか」が分かるんだそうで。クラリスをのぞく登場人物が全て自分より年上に見えるか見えないかで判断するらしく、自分より大人だなぁと感じることが出来たら、まだ大丈夫。

ちなみに、宮崎駿は峰不二子が年上に見えて仕方がなかったそうで。宮崎駿が38歳(!)のときの作品なので、年齢不詳の不二子、40は過ぎってことか!
私も登場人物が全員、自分より年上に見えてしまい、これからもそんな気がしてしまうので、この映画を見る度に、ルパンの年が上がっていきそうな気が(笑)。

PS
10/11(月)16:00〜17:40、ニッポン放送の『上柳昌彦のごごばん!』に、スペシャルパートナーとして出ずっぱりで生出演します! 関西弁でしゃべり倒す予定(?)なので、もしよかったらぜひ〜。