久しぶりの銭湯は、河童絵!

会社から帰ってくると、最近飲み会続きだったせいか体がダルかったので、ずっと行きたいと思っていた近所の銭湯へ行ってみることに。前に住んでいたところは、家から数分のところに銭湯があったので毎日のように通っていたのだけど、今の古家に越して来て以来、銭湯はとんとご無沙汰。銭湯の出てくるマンガ『テルマエ・ロマエ』を読んだせいか、今日はどうにも銭湯気分!

デカい東京の地図本を片手に自転車に乗ったものの、方向オンチの私はどこをどう間違ったのか、行けども行けどもたどり着けない。だんだん冷えてきたし、人に聞いても「さぁ‥‥」と首を傾げられてしまうしで心が折れそうになるが、ようやく見つかった! 迷わなければ、家から5、6分の距離ではないか〜!

入り口に愛想のないおばちゃんが座っていて、「何時までですか?」と聞くと「11時です」という答え。ここ、閉まるの早っ! しかも、もう10時40分ではないか。
「11時を過ぎると、どうなちゃうんですか?」と聞くと、「まぁ、ポツポツ灯りが消えていきますかね」という素っ気ないレスポンス。ポツポツ灯りが消えるって、マッチ売りの少女かよっ!

急げや急げと、とっとと脱いで中に入ると、ちょうど誰もおらず貸し切り状態。外観はいかにも老舗の銭湯という門構えだった割に、背景画はなぜか、銭湯ではしゃぐ河童のファミリーというアナーキーテイストで笑える。湯に浸かると、ハァ〜ッ、気持ちいい〜! でっかい風呂はやっぱりよいなぁ〜。

11時になったので、速攻、湯から出て、脱衣所へ。タオルで体を拭いていると、灯りがポツポツ消え始めた。灯りが消えてくって、比喩じゃなく、ホントだったの〜!? と慌てていると、さっきの愛想のないおばちゃんのダンナとおぼしきおっちゃんが、掃除をしに女湯の方にやってきた。真ッ裸の私、女湯から丸見えじゃん! オイオイ、男湯ももう誰もいない感じなんだから、先に男湯を掃除してくれよ〜! と思いつつも、デカい風呂にゆったり浸かったせいか、まぁ減るもんじゃなし、見たかったら見るがいいさ! みたいな太っ腹気分に。

帰り道、鼻歌を歌いつつ自転車に乗っていると、ひんやりした夜風がほてった体に心地いいこと! 地図を見ると、今日行った銭湯のさらに数分先に、また別の銭湯があったので、今度行ってみよっと。もっとお気に入りの銭湯が見つかるような気がしてきて、否応なしにテンションが上がる。あぁ、今日はなんだか小さな旅をしたって感じ〜。日常の中でも、ちっちゃな冒険はできるんだなぁ!